点滴室でみやりかの一人芝居

熟女と老人

いやあまいったね。
4/27日の生前葬が本葬になるところだった!
本葬になったらゾモスさんに葬儀委員長。
「カムチャッキー」を歌って送り出して貰うように頼む。

この前の黄砂辺りからなんか咳が酷くなり、4日前に病院へ行ったら喘息の喘鳴が少し聞こえると。
サチュレーションが95。
それでプレドニン(ステロイド)2錠とテオドールまで処方された。
しかし治まらないので昨日点滴。
まあステロイドとテオフィリン系。
確かに呼吸器の疾患を抱えていたがこんなになるのは久しぶり。

黄砂で花粉爆発とやら?
まあ仕方ない

それで点滴を受けていた。
午前11時過ぎから。
するとおばあちゃんがデイケアセンターから、めまいが酷いとつれて来られて点滴。

点滴室はこのおばあちゃんと二人だった。
するとこのおばあちゃん、連れて来て貰ったデイケアセンターの職員にちゃんと迎えに来てなといろいろ話している。

その喋り方、方言、イントネーションがみやりかそのもの。
アイツが年老いたらこうなるんやなと思って聞いていた。

すると次はナースコールで看護師を度々呼んで、
「もっと早く落として(点滴)くれんけ!」
これまたみやりかそのもの。
すると看護師が、
「早いよ。ちゃんと落ちとるよ。」

するとまた看護師を呼んで、
「もっと早く落としてくれんけ。」
たみやりか口調で。
看護師が、
「慌てんでもいい。ちゃんと落ちとれんよ。」
看護師までみやりか口調に!

こんな調子で何度も看護師を呼んで同じやり取りを。
そして看護師が、
「何をそんなに慌てとれんて?」
と言うと。
「ごはんが無くなってしまうねんて。すぐに向かいに来てもろて!」
点滴室はみやりか口調満開!

そして点滴が終わって看護師が、
「迎えに来てくれるからね。ここでじっとして待ってよね。」
と言うと、
「お腹空いとれん!」
と。

こっちは苦しいから笑ったら肋骨が痛む。
しかし面白い。

カーテンで仕切られているから声しか聞こえない。
年老いたみやりかと中年のみやりかの一人芝居を見ているようで楽しい点滴だった。

さあ、今日も同じ時間に点滴。
みやりかの一人芝居の続きがあるか?
楽しみだ。

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